Q. Claude Code や Codex という名前をよく聞きますが、何なのですか? 経営者はどこまで知っておけばいいですか?
Claude Code・Codexとは何か。経営者が知っておくべき範囲
先に、答えを。
どちらも「任せる」タイプのAI(AIエージェント)で、パソコンの中の資料やファイルを直接扱えます。 経営者が知っておく範囲は、操作方法ではなく「何を渡せて、何を渡してはいけないか」です。 名前や細かい違いは、必要になったときに調べれば足ります。
一言で言うと
Claude Code は Anthropic 社、Codex は OpenAI 社が出している、「任せる」タイプのAIです。 どちらも、パソコンの中にある資料・表・文章を直接読み書きしながら、指示された仕事をひとまとまりで進めます。
もともとはプログラムを書く人向けの道具として広まりました。 ただ、やっていることは「ファイルを読んで、考えて、書いて、確かめる」なので、報告書・議事録・見積の下書き・日程調整といった、会社のふつうの仕事にも同じように使えます。
経営者が知っておく範囲
操作の細かいところは、知らなくて構いません。 知っておきたいのは、次の3つだけです。
- 何を渡せるか。くり返しの多い仕事、手順が決まっている仕事、社長が毎回同じ説明をしている仕事は、渡しやすい候補です。
- 何を渡してはいけないか。顧客の個人情報や、社外に出せない資料は、入れてよいかを先に決めておきます。
- 人がどこで確認するか。AIが作ったものを、誰が、どの段階で見るかを決めておくと、任せる範囲を広げやすくなります。
この3つが決まっていれば、道具が Claude Code でも Codex でも、あるいは来年別の名前のものが出てきても、やることは変わりません。
「触ってみる」のは、社長本人がいい
ここは意見が分かれるところですが、私は、最初に触るのは社長ご本人をおすすめしています。 理由は、渡し方を知っている人が、社内でいちばん決裁の速い人だからです。
社員に「調べておいて」と頼むと、だいたい「すごいツールです」という報告が返ってきます。 それでは、自社の何を渡すかは決まりません。 社長が自分の仕事をひとつ渡してみて、「ここは楽になった」「ここは任せられない」を体で知ることが、いちばんの近道です。
ご自身で試す時間が取れない場合は、となりで一緒に画面を触る形で始めることもあります。 その場合も、手を動かすのは社長ご本人です。